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    映画「パッチ・アダムス」感想
    0

      映画「パッチ・アダムス」を見たので、感想をちょこっとメモφ(・ω・ )

      展開がスピーディで、2時間で非常にまとまっていた。

      ヒューマン・コメディな面を紹介されることが多いけど、

      冒頭は、パッチが精神を病み、自殺未遂を起こして、自発的に精神病棟に入院する、というところからストーリーが始まる。


      精神病棟には、「天才と狂人は紙一重」という言葉がぴったりの、大金持ちの実業家も入院していた。

      彼は指を4本差し出して「何本に見える?」とパッチに聞き、「4本」、と答えるとめっちゃ怒られる。

      指そのものを見るのではなく、目の焦点を指の向こうに当てよ、と言う。

      そうすると、指は二重に見え、8本に見える。



      ブルース・リーの映画「燃えよドラゴン」にも、こんな感じの一節がある。

      「指が月をさすとき、愚者は指を見る」という中国のことわざが背景にあるのかな。

      詳しく調べてないけど、老子の道(タオイズム)っぽい。

      -------
      Don’t think. Feel.
      It is like a finger pointing a way to the moon.
      Don’t concentrate on the finger,
      or you will miss all that heavenly glory.

      考えるな、感じろ。
      月を指差すのと似たようなものだ。
      指に集中するな。
      指に集中していたらその先にある栄光が得られんぞ。

      「燃えよドラゴン」より
      -------

      指は、月を指し示す手段にすぎず、ここでの本質は、月の方にある。

      という感じで、映画「パッチ・アダムス」の冒頭で、深い啓示があります。




      さて、精神病院で同室になった男は、リスが自分を襲ってくるという錯覚から、トイレにも行けず、リスに怯えて叫んでいる。

      パッチは、リスがいるという設定に乗っかり、一緒にリスを撃退。

      男性は喜んで、トイレに行けるようになった。

      相手の世界を尊重して解決するという治療法は、NLPのリチャード・バンドラーのエピソードにもありました。




      そんなこんなでパッチは、親身になって人を助けるという自分の才能・やりたいことを発見し、

      精神病棟を退院し、30代後半にして、大学の医学部に入学します。

      なお、実在のハンター・アダムス氏は、20代半ばで医学部を卒業しているので、ここは映画の脚色ですかね。




      パッチは、入院患者たちを楽しませるため、体を張って笑いをとっていきます。

      医学部生活をエンジョイしながらも成績はトップなので、ルームメイトにカンニングを疑われます。

      ルームメイトは代々医者の家系で、優等生。

      猛勉強しても、パッチの方が成績が上位なんです。


      ところで、とある人が、最近の日本の通信技術が、「3G」から「LTE」に移行していることになぞらえて、

      時代の動機は「義務、犠牲、我慢」から「Love, Thanks, Enjoy」に変化してきている、と話していました。


      これに当てはめると、ルームメイトは「3G」タイプ、パッチは「LTE」タイプです。

      パッチがルームメイトに言うことに、

      「君は、我慢して糞真面目になんなきゃ、成果が出ないと思ってるんだろう?」


      you think you have to be a prick to get things done...

      and that you actually think that that's a new idea.

      prickはスラングで、嫌な奴といった意味。)



      このルームメイトの葛藤は、よくわかります。

      優等生でやってきた自分がここまで必死に勉強しても、遊んでいるように見えるパッチの方が成績が良い。

      これは一体なぜなのか??考えてみると…

      ・情熱。パッチは、今の医療を変えたい、患者に親身になれる自分の理想の医療を実現したいという情熱が燃えたぎっていて、それが原動力になっている。

      ・医学が性に合っていて、その勉強を楽しめる優秀さが備わっていた

      ・自殺未遂からの入院という、どん底を経験しているので、勉強を苦労と思わない

      ・ルームメイトの方は、絶対好成績を収めなければというプレッシャー、競争心が強く、力みがあり、パワーが拡散してしまっている



      「義務、犠牲、我慢」を原動力として、目標達成に向かうのは、非常にしんどい道です。

      「愛、感謝、楽しむ」を原動力に、成し遂げられたら素晴らしいんですが、

      私自身なかなかこの新時代の価値観を信じきれないところがあるので、ルームメイトの気持ち、よくわかりました。




      映画は進み、

      パッチは念願だった無料の病院を開設し、

      パッチと心を通わせた美人医大生も手伝ってくれます。

      彼女は幼い頃から、男性から性的嫌がらせを受ける体験が多かったようです。

      男性への恐怖心が深いですが、最終的にパッチには心を開いてくれます。

      しかし、病院に来た精神病患者により、彼女が射殺され…

      パッチは深い後悔、懺悔の念に駆られ、病院を閉め、大学も退学しようとします。

      ここで敵対していたルームメイトが、パッチを引き止め、力になろうとしてくれる展開は熱い。

      話は重いですが、展開はスピーディです。



      パッチが医師免許を得る前に、医療行為をしていたことが問題となり、退学の危機に。

      審議会でこう演説します。

      「色んな病院で見捨てられた友人の話に耳を傾け、無料で包帯を替えた事が、

      治療行為に当たり、規則違反だと言うなら、それはそうかもしれない。

      しかしそれが罪であるという仕組みは、医療従事者のスタンスではない。」

      そして、審議会を傍聴する医学生達へ、

      「君たちが行き詰まったら、打開の道は患者から、そして看護師たち学べ。彼女たちこそ真の医療従事者だ」

      看護師は医師から見下されていたので、この発言は革新的です。

      その時、パッチに生きる希望をもらった患者と家族が、続々と会場に入り、無言でパッチを支持するパフォーマンスを始めます。


      パッチは退学の危機を免れ、無事に医師免許を得ました。

      その時から12年間に1万5千人の患者を無料で診察し、彼を支持する医師が千人を超えているとのこと。



      絶対に変えられないように見えるシステムや、頑なになっている人々を、

      パッチの熱い情熱と、笑いで、変えていきます。

      そんなアツイ映画でした。


      posted by: tokitaikojo | 映画☆Movie | 00:00 | comments(0) | - | - |
      いい映画とは
      0


        最近見たい映画/DVDが色々あります

        隙あらば見よう、ということで、とりあえずメモメモφ(.. )


        ビルカニンガム&ニューヨーク


        最強の2人


        コーチ・カーター 


        キックアス


        おおかみこどもの雨と雪


        風立ちぬ



        10代の頃、兄弟が映画雑誌「ロードショー」「スクリーン」を買っていて、

        それに影響され、20代は映画を乱読 (じゃなくて乱観?) してました。

        振り返ってみると、素晴らしい映画も沢山あったけれど、

        中には、心に響かないような、印象が薄いような、

        これ2時間かけて見たけど…うーん………と首を傾げてしまうような、

        そんな映画も沢山ありました。



        人生の時間は有限だし、やるべきことが沢山ある中、

        読書や映画に当てられる時間、自分のために使える時間は、本当に貴重ですね。

        ピンとこないものや、心に響かないものを漫然と見ている時間は、ナイと言ってもいい。


        といっても、心に響かない映画が駄作だという意味では、勿論ありません。


        例えば、インドカレーが食べたいときに、ラーメン屋に行ってラーメン食べても、

        んーちょっと今求めているものと違ったわ・・・みたいな不満感が残るかもしれません。

        そこでラーメン屋に文句を言うのは筋が違うといいますか、

        いやカレー屋に行けばいいんじゃない?ということになりますねん。



        つまり、イマイチだったなと感じる映画は、そのときに自分が求めているものではない。

        自分が何を求めているか自分でもわかっていないときに、漫然と映画を見ても、多分あまり満足はできないかと思います。


        この意味で、傑作かそうでないか、アタリかハズレかは、相対的な評価になり、

        自分にとってのアタリが、誰かにとってのハズレであることもあるし、

        逆に、自分にとってのハズレが、誰かにとってのアタリである、

        ということは大いにありますよね。

        これ10年前だったら多分楽しめたなあ、とか、

        60代くらいに見たらまた面白いかも、とか。



        本や映画との出会いはタイミングがありますね。

        なんか感動できないな、響かないなあ、と感じても、

        自分がその時ピンと来なかった、自分に受け皿がなかっただけ、ということが大いにあるので、

        決してその作品の力不足という意味ではありません。


        自分にとっての「いい映画」が見たい、感動したい、何らかの洞察を得たいならば、

        作り手がどのような視聴者層に向けて作っているかを考え、

        自分に響きそうなもの、今の自分に必要そうなものを、

        自ら厳選していく姿勢が必要かと思います。


        そして、今世の時間の有限性から、

        自分にとって必要ないもの、惹かれないものには、手を出さない心がけで。

        自戒を込めて、乱読を卒業し、厳選を心がけていきたい

        といっても、あまり門戸を閉じちゃうのも世界が狭まるかもしれないので、

        人からのオススメ映画は積極的に見ております



        今の自分が何を求めているか、何を味わいたいか。「今の自分を知る」ことが必要ですね。


        例えば・・・

        感動、笑い、癒やし、愛、ロマンス・・・を求めているのか

        悲しみ、感傷、懐かしさ・・・に浸りたいのか

        情熱、正義、憤り、怒り・・・

        ミステリアス、スリル、ハラハラ、恐怖、スピード感・・・

        ファンタジー、非現実、あるいはリアリティ・・・

        華やかさ、かっこよさ、あるいは素朴さ・・・

        絆、可能性、挑戦・・・

        冒険、壮大さ、ワイルドさ、あるいは繊細さ、安心感・・・

        緻密に計算されたものをみたいのか、破天荒にダイナミックなものをみたいのか・・・

        救済を見たいのか、むしろ救いがない様を見たいのか・・・



        自分が意識的あるいは無意識的に求めているものとマッチしたとき、

        「いい映画だった〜」と感じると思います。

        こんな感じのが見たいなーとという思いがあり、そのニーズを満たした上で、

        さらに想像していなかったような感情や気づきも訪れたら、

        「すごくいい映画だった〜」となるかも。



        最近の私の場合は、

        情熱、可能性、改革、笑い、悲劇を超えていく人間の力強さ、

        みたいなエネルギーに触れたい気分だったので、

        レンタルDVD屋さんに立ち寄ったところ、

        なんとなく 「パッチ・アダムス」 に惹かれました。

        むかし一度見たけど、今もう一度見てみたい気分で。



        うん、やっぱりいい映画だわー!見てよかったー!と思いました♪

        こういう感動を自分の言葉で残しておきたいな…あとで感想を書こう


        いやあ、映画ってほんとうにいいものですね


        posted by: tokitaikojo | 映画☆Movie | 00:00 | comments(2) | - | - |
        ルイーズ・ヘイ DVD&CD
        0

          こんにちは、周子です

          ルイーズ・ヘイさんのメッセージDVD "You Can Heal Your Life"

          ツタヤでレンタルして見ました♪ (PVは youtube にあります)


          内容は、

          ・自分の思考が人生を創っている

          ・ゆえに、思考を変えれば人生を変えられる

          という感じで、

          思考が現実に与えてしまう影響力の大きさを理解した上で、

          ・仕事、健康・病気、人間関係など様々な面で、何か助けや変化を求めている人・・・

          ・これから自分の望むような人生を創っていきたい人・・・

          まず思考を肯定的なものへシフトしてみよう、

          というメッセージのDVDです。



          ルイーズ・ヘイのアファメーションCDや講演の映像は、youtubeにたくさんありますね。

          下記の「自分を愛する」シリーズは、温かくポジティブなメッセージです。

          日本語音声はまだ無いらしく、英語ですが、

          ゆったりとした語り口なので、寝る時にBGMとして流すだけでも良さそう


          落ち込んでいるときや心が荒くなってしまったときに聞けば、

          何かヒントがあったり、気持ちが和らいだり、癒やしにつながると思います

          (もちろん調子の良い時にも聞けばさらに前向きに。)


          Self-Love シリーズ

          Part1/5
          http://youtu.be/2vXYhJwjsu0

          Part2/5
          http://youtu.be/B0PD4QuwYSg

          Part3/5
          http://youtu.be/6HUnycfvfOU

          Part4/5
          http://youtu.be/9JtyfAbPQdQ

          Part5/5
          http://youtu.be/U9JXvV3Us2M



          posted by: tokitaikojo | 映画☆Movie | 21:00 | comments(0) | - | - |
          Slumdog Millionaire
          0


            ウェークデイの諸事が一段落したので、
            なんとなく映画でも見たくなってツタヤに行きました。


            ラブストーリー、コメディ、アクション、SF、サスペンス…
            レンタルDVDの棚をなんとなく回ってみても、心にピンと来るものがなく。


            なんとなしに、まだ見ていなかったなと思い
            「スラムドッグ ミリオネア」を借りました。
            新作ではないので100円でした。



            以下、感想をメモメモ( ..)φ 


            (※超ネタばれあり)



            非常に興味深い映画でした。


            特定のジャンルに分類できない、切り口とかが新しい感じの映画。


            映画の前半は、インドはボンベイの、スラム街のすさまじい貧困が描かれています。


            主人公は幼い兄弟。
            愛情深い母の下、貧しくも明るく暮らしていたのですが、
            ある日、対立する宗教の人々が街を攻撃してきて、
            殺りく状態になって、親を失います。
            もう、ひたすら悲惨です。


            そして、孤児を集めて金儲けに利用するギャングが登場。
            最初は聖人のように優しく孤児に近づいて信用させるのですが、
            男児はわざと障害者にして物乞いをさせたり(障害ある方が沢山恵んでもらえる)、
            女児は人身売買の対象に…
            弟の初恋の女子ラティカも、成長した頃に別のギャングの愛人にさせられます。


            そんな貧困と悪の巣窟って感じの環境なんですが、
            兄弟は知恵を働かせてそこから逃げ出し、
            食べるために、盗んだり、観光地で嘘のガイドをしたりしながら、
            ただひたすらたくましく生き延びていきます。


            青年になって、兄はギャングの一味に。
            弟は携帯電話会社のコールセンターの雑用係に。


            弟は、初恋のラティカと会うことはできないけど、
            ラティカが「クイズ・ミリオネア」を見ていると知り、
            クイズ・ミリオネアに出場します。


            ラティカだけでなく、貧困にある人々にとって、
            クイズ・ミリオネアは大きな夢を見させてくれるもの。


            クイズに正解し続ける弟を、街中が応援して見守ります。
            このへん、極貧から抜け出して救われるという、
            人々の痛切な願いが伝わってきます。



            そのクイズで聞かれる質問が、
            不思議と今までの凄惨な人生に関係のあることばかり。


            クイズ自体は普通にありそうな内容です。
            アメリカの100ドル札に描かれている肖像は誰?とか、
            ヒンズー教の○○という神が手に持っている物は?とか、
            物語「三銃士」の3人目の名前は?とか。



            弟は小学校低学年くらいしか教育を受けられなかったので、
            学校で得た知識はほぼ皆無。


            今までの凄惨な人生の中で、自ら血を流し、身を削りながら、
            偶然得た知識を答えたら、それがクイズの正解という具合。



            青年がクイズに全問正解しそうになると、
            司会者は自分の番組を食われたくないと嫉妬。
            CM中に、自分も貧しかった、君を応援してると嘘をついて、
            わざと間違えった答えを教えます。


            しかし、青年は今までの人生で、人間の欲、裏の顔を嫌というほど見てきた。
            インドの人間が善意で他人に金儲けをさせてやろうなんてありえない(まあそこまで言ってないけど)


            人間を見抜く目、悪に騙されない野性的な勘、を養っていた青年は、
            司会者のワナに引っかからず、逆の答えを選び、見事大正解。
            拍手喝采です。



            そんな感じで、兄弟は散々悲惨な目に遭ってきたのですが、
            兄も弟も、心のどこかに善の部分を持ち続けていました。
            特に弟は、決して悪に染まることなく、純真さを保っていた。


            その善の部分を支えていたのは、
            兄の場合は、弟を守ろうとする兄弟愛、
            弟の場合は、初恋の人への愛、
            だった気がします。


            凄惨な環境にあって、金も家もなくても、
            大切な人への愛情さえあれば、
            どうにか人間らしい心を失わずに生きていけるのかも。
            反対に、完全に非人道的になってしまったギャング達は、
            人生で愛された記憶がなかったのかも…



            映画全体を通じて、貧困や悪人がはびこり、
            神も仏もないような生い立ちが描かれているのですが、
            最終的にはハッピーエンドで、光が差し込みます。


            ちなみに、衛生的でないシーンも多いので、
            食事中に見たりするのはオススメできません(汗)



            感想は以上です〜


            たまに映画とか見ると、やっぱりいいね。
            今は忙しくてごくたまにしか見れないから、
            見れる時は、心に残る、外れのない映画を見たいな〜
            なんて思う今日この頃です。


            それでは、また\(^o^)/

            posted by: tokitaikojo | 映画☆Movie | 14:00 | comments(2) | - | - |
            SATC 映画パート2、覚え書
            0


              Sex and the Cityの映画パート2、
              2010年5月28日に公開なんだね。
              http://eiga.com/buzz/20090909/16/



              ぜひ見に行きたいです



              先に楽しみを用意してツライ日々をがんばろうってことで、公開日を手帳にメモしておこう( ..)φ


              「馬にニンジン」効果だね    



              ここで、周子が選ぶSATCドラマの名シーン。



              キャリー in ファッションショー
              http://www.youtube.com/watch?v=e0WLpS2Nn-0



              サマンサ in 乳がん患者支援イベント
              http://www.youtube.com/watch?v=ISET9kt5wfE



              この2つの場面は涙なしには見れないんです〜〜

              posted by: tokitaikojo | 映画☆Movie | 21:40 | comments(3) | - | - |
              映画「それボク」観賞2回目
              0

                最近また「それでもボクはやってない」を観る機会がありました。

                 

                前に見たのは、20072月。

                このブログにも感想を書きました。

                 

                3年後の20103月、2回目を見たわけですが、やっぱり面白かったです。

                 

                でも見た後は、やっぱり重い。

                 

                結末がやりきれなくて悔しくて、ずっしり重い読後感です。

                 

                あ、本は「読後感」だけど、映画とかTVの場合はなんていうんだろう?

                観た後だから…「観後感」、かんごかん。そんな言葉ないね。まあそれはおいといて。

                 

                とにかく重い映画なので、見たあとは感想を言って少しでも心を軽くしたいという気持ちになります。

                 

                -----------------

                 

                刑事裁判で有罪判決を出すには、「合理的な疑いを超える」程度の証明が必要というのが建前です。

                 

                 

                英語ではbeyond the reasonable doubtと言います。

                米国で陪審裁判を傍聴したとき、裁判官や弁護人が、陪審員にこのルールを説明していました。

                 

                 

                被告人が有罪であることは検察官が証明責任を負っていて、証拠となる物とか証人を出してくるわけです。

                 

                 

                裁判官はそれらの証拠を全部見て、被告・弁護側の反論も聞いた上で「この人が犯人であることはもう疑いようがない」というくらいまで検察側に説得されたら、はじめて有罪判決が出せるわけです。

                 

                 

                「それボク」の裁判で、検察側は「疑いようがない」といえるほどに有罪の立証に成功したといえるでしょうか。

                 

                 

                否。

                彼が犯人であるとするには、多くの疑いが残っていたというべきです。

                 

                 

                たとえば、

                 

                被害者である15才の少女の証言。

                 

                 

                被害者は、加害者の手を見て、その手をつかんだのだが、手を後ろに引き抜かれてしまった。その手を一瞬見失ったが、手が抜かれていった真後ろの方向を見たら、そこに被告人がいた、というわけです。

                 

                 

                手からずっと目を離さずに追っていったわけではありませんから、自分を触っていた手が誰のものであるかは推測が入っているのです。

                 

                 

                手が「真後ろに引き抜かれた」という証言についても、被告人側の反証実験により、被告人は満員電車の中でスーツの上着をドアに挟まれるくらい背中をピッタリドアに押し付けていたので、手を後ろに動かすことができないことが明らかになりました。

                 

                 

                 

                また、被告人の隣にいた女性の証言では、被告人はドアに挟まった上着を引き抜こうとモゾモゾ動いていたら、その女性と目が合い、会釈してスミマセンと謝っています。

                 

                 

                目が合って顔を見られている人が、その場で前の女性に痴漢をするというのは、普通に考えればナイことです。顔を覚えられているかもしれないし、「ここにこういう人がいた」と覚えられたかもしれないし、存在に気づかれているわけですから。

                 

                 

                これらの点からして、被告人が女性を触っていたと考えるには、合理的な疑いが残ります。

                 

                 

                それなのに、なぜ、裁判官は有罪判決を出したのでしょうか。

                 

                 

                一言でいうと、有罪推定が働いていたからといえます。

                証拠の評価が、有罪の方向に偏っているのです。

                 

                 

                判決文を聞くと、裁判官は「被害者は、手が後ろに言ったと話していたが、手は上方に引き抜かれた可能性もある」というふうに、検察官の立証の足りないところを補って解釈してあげています。

                 

                 

                「被告人は上着が挟まったのを引き抜こうとしていただけだ、痴漢はしていないと思う」という目撃女性の証言も、スルーされています。

                 

                 

                検察の立証に疑いが残っているのに、裁判官が有罪になるようにつじつまを合わせて解釈してあげるというのは、有罪推定が働いていることの証左といえましょう。

                 

                 

                刑事裁判の原則である「無罪推定」の形骸化を、この映画は描き出しています。

                 

                 

                はー。それにしても、加瀬亮くん演じる被告人、超かわいそうでしたね。

                 

                 

                無実なのに、警察に行って裸にされて身体と持ち物の検査されて、

                 

                 

                取調べ室では身に覚えのないことで、怖い刑事に怒鳴られて、自分の話はロクに聞いてもらえなくて…

                 

                 

                拘置所では同室になったゲイっぽいおじさんにベタベタ触られるし…

                 

                 

                狭い部屋で、柄の悪そうな見知らぬ男たちと、プライバシーのない共同生活…

                 

                 

                まじでかわいそう・・・

                私が加瀬亮のにわかファンという点を差し引いても、超かわいそう・・・

                 

                 

                無罪になったら刑事補償で1日あたり1万円が支払われるとしても、絶対にムリですわ、こんな生活。

                 

                 

                それで判決が出るまで7ヶ月以上かかって、有罪…

                 

                 

                ほんと救われない映画ですわ。

                 

                 

                言い換えれば、日本の刑事司法が救いがないですわ。

                 

                 

                うっかり疑いをかけられたらもう人生終わりって感じですわ。

                 

                 

                とりあえず取調べを全部録画してくれーー

                 

                 

                警察・検察が集めた証拠は全部開示してくれーー

                 

                 

                という感じですね。

                 

                 

                あー重かったー、「それボク」。

                 

                 

                posted by: tokitaikojo | 映画☆Movie | 18:59 | comments(3) | - | - |
                "He's just not that into you" in Sex and the City
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                  引き続き、「そんな彼なら捨てちゃえば?」関連の日記です。

                  この映画は、Sex and the Cityの脚本スタッフが原作を作ったそうな。
                  SATCでも、"He's not that into you"がテーマになっているエピソードがあります。
                  シーズン6の"Pick-A-Little, Talk-A-Little"っていう回で、2003年頃に放映されたようです。


                  キャリーの新しい彼氏バーガーを、女友達に紹介して、一緒にバーで飲んでいる場面です。

                  ----------------------

                  ミランダ「先日デートした彼、食事の後、家に送ってくれたの。おやすみのキスした後、家に上がらない?って誘ったんだけど、明日の朝ミーティングがあるから、って言って、またキスして、帰っちゃったのよ」

                  キャリー「キス2回?期待大ね。」

                  ミランダ「家にすら上がらなかったんだけど、そう思う?」

                  シャーロット「もちろんよ。彼、絶対あなたのこと好きだわ。でもゆっくり進めたいのよ。素敵ね」

                  ミランダ「バーガーはどう思う?」

                  バーガー「本当に知りたい?…オブラートに包まないで言うと、彼は君にたいして興味がないんだよ」

                  キャリー「ちょっと!何てこと言うのよ!」

                  シャーロット「そんなことないわ!」

                  ミランダ「面白い意見だわ。もっと聞かせて?」

                  バーガー「男はその気があれば、ミーティングがあろうがなかろうが、家に上がるんだ。」

                  キャリー「そんなことないわ!色んな事情があるじゃない。疲れているとか、締め切りがあるとか」

                  シャーロット「それに、友情を壊したくないと思う男だっているわ」

                  ミランダ「それか、男も真剣になりそうで怖いとか。積極的になったり消極的になったり、複雑なメッセージを送っていると思うんだけど」

                  バーガー「いや、それは、単純に興味がないことを悟られないようにしているだけなんだ。男の心理は単純だよ。その気があれば家に上がって、次のデートの約束をするさ。複雑なメッセージなんてナイんだよ」

                  ミランダ「私、今までの人生、男の複雑なメッセージを読み解くことに苦心してきたわ…」

                  キャリー「私なんてそれを仕事にしてきたわ」

                  ミランダ「そうなのか〜!彼は私に興味がないだけなのね」

                  ----------------------

                  この発見に感動したミランダ。
                  別の男性と食事に行き、2人で辛いタイカレーを食べます。

                  食事の後、「家に来ない?」と聞くと、彼は「明日の朝、仕事が早いから」とそそくさと帰ろうとします。

                  そこでミランダは「いいのよ、正直に言って?私に興味がないだけなんでしょ」

                  彼「いや、違うんだ、仕事があるだけなんだ。また電話するから」

                  ミランダ「気を遣わなくていいのよ。男ならはっきり言いなさいよ。その気がないんでしょ?」

                  彼は、「本当に違うんだ。実は、さっきのカレーで、お腹を下してて……」と真実を打ち明け、よろめきながら帰って行きました。


                  他に理由がある場合もあるから、「私に気がない」と決めつけるのもほどほどにね、
                  というオチがついてます。


                  posted by: tokitaikojo | 映画☆Movie | 21:52 | comments(1) | - | - |
                  そんな彼なら捨てちゃえば?
                  0

                    ねねっ、しゅうこちゃん

                    どうでもいいことかもしれないんだけどごめんね。
                    映画の『そんな彼なら捨てちゃえば?』だけど
                    原題は『HE'S JUST NOT THAT INTO YOU』なのよね。

                    直訳すると、「彼はあなたに気がないだけ」であって
                    原題だと、「自分」は残念な立場にあるはずなのに
                    邦題の『そんな彼なら捨てちゃえば?』だと
                    「自分」が有利な立場にあるように聞こえます。。。

                    んんんんんん。。。

                    気になりますワ。。。


                    (━_━)ゝウーム

                    posted by: tokitaikojo | 映画☆Movie | 00:18 | comments(2) | - | - |
                    look past the label to the person
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                      映画「Sex and The City」の最後の、キャリーの言葉。

                      Maybe some labels are best left in the closet.
                      Maybe when we label people bride, groom, husband, wife, married or single,
                      we forget to look past the label to the person.

                      クローゼットの中にしまっておくのが一番、そんなブランドもある。
                      新郎、新婦、夫、妻、既婚、未婚。
                      こういうレッテル(ブランド)で人を見ると、
                      その人自身を見ることを忘れてしまうから。

                      "look past A to B"で、
                      「AからBに視線を移す」「Aを受け流してBを見る」
                      ということかな。

                      ストーリーと重ね合わせて解釈すると、

                      ドラマ&映画の中で、
                      登場人物たちは、恋愛・破局、結婚・離婚・再婚、浮気・復縁などを通して、
                      悩んだり、失敗したり、試行錯誤しながら、
                      それぞれの幸せに近づいていくのだけど、

                      ブランドやレッテルをとっぱらって、その人自身を見ようとするとき、
                      本当の愛や友情を見つけること・育てることができるのではないか。

                      ブランドというのは、世間一般で考えられている社会的なステイタス、ルックスとかで、
                      レッテルというのは、AさんがBさんに貼り付ける固定的な見方や、決め付け、思い込み、とかかしら。

                      自分は本当にこの人を愛しているのか、
                      この人は本当に自分を愛してくれているのか、
                      その答えは、ブランドやレッテルから離れたときに、わかってくる。

                      映画にあるのは、そういう感じのメッセージかな。
                      恋愛に限らず、身近な人間関係にも通じる考え方かなと思います。


                      ところで、前回の記事で書いた、周子がハマってる
                      ファーギーの「ブランドか愛か」という曲は、こんな歌詞(↓)

                      ブランド名がいっぱい登場してとっても華やか。
                      パワフルでファッショナブルな女性を連想させます。

                      ----------------------

                      Fergie - Labels or Love

                      Shopping for labels, shopping for love
                      Manolo and Louis, it's all I'm thinking of
                      Shopping for labels, shopping for love
                      1, 2
                      Manolo and Louis, it's all I'm thinking of
                      1, 2, 3 Turn the lights on.

                      I already know what my addiction is
                      I be looking for labels, I ain't looking for love
                      I shop for purses while love walks out the door
                      Don't cry, buy a bag and get over it
                      And, I'm not concerned with all the politics
                      It's a lot of men I know I could find another.

                      What I know is that I'm always happy when I walk out the store, store
                      I guess I'm Supercalifragi-sexy, nothing to be playing with
                      I love him, hate him, kiss him, diss him, tryna walk a mile in my kicks

                      [Chorus]
                      Love's like a runway but which one do I love more?
                      No emotional baggage, just big bags filled with Dior
                      Love's like a runway, so what's all the fussing for?
                      Let's stop chasing those boys and shop some more.
                      1, 2, 1, 2, 3, Turn the lights on.

                      I know I might come off as negative
                      I be looking for labels, I ain't looking for love
                      But, relationships are often so hard to tame
                      A Prada dress has never broke my heart before
                      And, ballin's something that I'm fed up with
                      I'mma do the damn thing, watch me do the damn thing
                      Cause I know that my credit card will help me put out the flames
                      I guess I'm Supercalifragi-sexy, nothing to be playing with
                      I love him, hate him, kiss him, diss him, tryna walk a mile in my kicks

                      [Chorus]
                      Love's like a runway but which one do I love more?
                      No emotional baggage, just big bags filled with Dior
                      Love's like a runway, so what's all the fussing for?
                      Let's stop chasing those boys and shop some more.
                      1, 2, 1, 2, 3, Turn the lights on.

                      Gucci, Fendi, Prada purses, purchasing them finer things
                      Men they come a dime a dozen, just give me them diamond rings
                      I'm into a lot of bling, Cadillac, Chanel and Coach
                      Fellas boast but they can't really handle my female approach
                      Buying things is hard to say
                      Rocking Christian Audigier, Manolo, Polo, taking photos in my Cartier
                      So we can't go all the way, I know you might hate it but
                      I'm a shop for labels while them ladies lay and wait for love

                      [Chorus]
                      Love's like a runway but which one do I love more?
                      No emotional baggage, just big bags filled with Dior
                      Love's like a runway, so what's all the fussing for?
                      Let's stop chasing those boys and shop some more.
                      1, 2, 1, 2, 3, Turn the lights on.

                      Shopping for labels, shopping for love
                      Manolo and Louis, it's all I'm thinking of
                      Shopping for labels, shopping for love
                      1, 2
                      Manolo and Louis, it's all I'm thinking of
                      1, 2, 3 Turn the lights on.
                      posted by: tokitaikojo | 映画☆Movie | 21:48 | comments(0) | trackbacks(0) | - |
                      Sex and the City -- Labels Or Love
                      0
                        最近、Sex and the Cityの映画を見に行きました。
                        面白かったので2回見ちゃいました。

                        1回目は遼子ちゃんと。レディースデーだったので1000円でした。

                        2回目は友人Kと。たまたま誕生日月だったので、やはり1000円でした(笑)


                        笑いあり涙ありで、観て良かったです〜

                        今は、映画のエンディング曲だった、ファーギーの「ラベルズ・オア・ラヴ」が大のお気に入りです☆

                        キャリー風に言うと、

                        I love love love this song!!!

                        これを流しながら部屋を片付けたり道を歩いたりしていると、とても楽しく明るい気持ちになります。

                        実に踊りたくなる曲じゃない?
                        またダンスレッスンに通いたいな〜踊りたいな〜

                        Fergie -- Labels Or Love

                        映画のカットで作ったファンビデオ
                        http://jp.youtube.com/watch?v=jtfg--U-sP4


                        ファーギーの写真たち
                        http://jp.youtube.com/watch?v=XmFdFqGynOs&feature=related

                        posted by: tokitaikojo | 映画☆Movie | 21:47 | comments(0) | trackbacks(0) | - |